TOPCSVインポートマッピング設定(3/4) 行抽出条件
最終更新日 : 2025/04/21

設定(3/4) 行抽出条件

行抽出条件とは

読み取ったCSVファイルから抽出する行(レコード)を指定します。
条件指定が設定されている場合、結果がTRUEのレコードが抽出されます。
条件指定の設定がない場合は、すべてのレコードが抽出されます。

なお、CSVファイル内の空行は(標準フォーマット取り込みと同様)無視します。

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書式

  • Excelの論理式をベースとした書式で、結果がTRUE/FALSEいずれかになるように記載します。
  • 最初は代入演算子の = から始めます。
  • 対応するExcel 演算子(比較演算子、論理演算子、連結演算子)を用いて指定します。
  • 固定文字列はダブルクォーテーション(")で囲います。
    ダブルクォーテーション自体を固定文字列内で使用する場合は二重にします。
    例)"旧社名""山田屋"""
  • 改行は無視します。
  • コメントは //から行末まで。

サンプル

例1)

// 7列目が "1" の行のみ取り込む
=CSV(7)="1"

例2)

// 12列目が "在庫管理をする" の行のみ取り込む
=CSV(12)="在庫管理をする"

例3)

// 4列目と5列目に値がセットされている行のみ取り込む
=AND(CSV(4)<>"", CSV(5)<>"")

例4)

// 4列目に値があり、かつ5列目と一致する行のみ取込
=AND(CSV(4)<>"", CSV(4)=CSV(5))

例5)

// 4,5列目に値がセットされている かつ 7列目が1か3 の行を取り込む
=AND(CSV(4)<>"", CSV(5)<>"", OR(CSV(7)="1",CSV(7)="3"))

対応するExcel演算子

「Excel 演算子(比較演算子、論理演算子、連結演算子、代入演算子)を用いて指定します。対応するExcel演算子は以下の通りです。

比較演算子

演算子 用途 使用例
= 最初の値が 2 番目の値と等しい場合に True を返します。 Value1 = Value2
<> 最初の値が 2 番目の値と等しくない場合に True を返します。 Value1 <> Value2

論理演算子

演算子 用途 使用例
And Expr1 と Expr2 が True の場合に True を返します。 Expr1 And Expr2
Or Expr1 または Expr2 のいずれかが True の場合に True を返します。 Expr1 Or Expr2

連結演算子

演算子 用途 使用例
& 2 つの文字列を組み合わせて、1 つの文字列を作成します。 string1 & string2

代入演算子

演算子 用途
= 右辺を左辺に代入します。

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