TOP棚卸・在庫の一括登録棚卸の途中で誤って確定ボタンを押してしまいました。確定を取り消すことはできますか?
最終更新日 : 2025/07/30

棚卸の途中で誤って確定ボタンを押してしまいました。確定を取り消すことはできますか?

該当エディション 棚卸 Lite Pro

棚卸の確定を取り消すことはできません。
ただし、誤って確定した棚卸データを使用して、棚卸前(開始時点)の在庫数に戻すことは可能です。

対応の大まかな流れは、次の3ステップです。
1. 誤って確定した棚卸データをエクスポートする
2. 「手順1」でエクスポートしたデータを加工する
3. 「手順2」で作成したデータをインポートして、棚卸を確定する

具体的な手順は、以下の通りです。

<棚卸前の在庫数に戻す手順>

1. 誤って確定した棚卸伝票のエクスポート
棚卸一覧から「誤って確定した棚卸伝票」を選択後、[参照]ボタンを押下し、棚卸データをエクスポートします。
※ファイルの種類は「棚卸表(詳細)(項目行あり)」を選択してください。

1.png

2. インポートデータの作成(エクスポートデータの加工)
エクスポートデータの「論理現品数」列(19列目)の内容を、「PC棚卸数」列(20列目)に入力(コピー)します。
保存時のファイル形式は、CSVにしてください。
※ 1行目は項目名の為、2行目以降を貼り付けてください。
※ Excelで編集される際の注意点は、FAQで確認できます。

無題2.png

3. 棚卸前の在庫数に戻す(棚卸の登録)
棚卸を開始後、「2」で作成したデータをインポートし、棚卸確定します。
※ インポートの際、対象ファイルを選択後、「2行目から」に変更してください。

3.png

なお、棚卸表(詳細)については、マニュアルの以下をご確認ください。
「別紙 ファイルフォーマット Lite/Pro」
「4.棚卸データフォーマット」の「棚卸表(詳細)」
  


■ 注意!
本手順は、棚卸中に入出荷・振替を登録していない前提です。
棚卸中に入出荷や振替を登録した場合は、該当伝票を一度削除後、
上記手順に従って在庫数を棚卸前に戻してから、改めて登録してください。