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最終更新日 : 2024/07/18

Mアプリ ラベル発行(1/5) はじめに

1. はじめに

本ページは、在庫スイートクラウド マルチデバイスオプション Mアプリ(以後、Mアプリ)での、ブラザー製ラベルプリンター発行に必要な基本情報を掲載しています。
設定を行う前に、必ずご確認ください。

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なお、MアプリはAndroid版とiOS版がありますが、特に記載がない限り、共通情報となります。

2.ラベルプリンター対応機種

Mアプリで対応しているブラザー製ラベルプリンターは以下の機種です。

・QLシリーズ(卓上/感熱ラベル/メーカーラベルのみ)
 QL-820NWBc、 QL-820NWB(販売終了)

・TDシリーズ(卓上/感熱ラベル/カスタムラベル対応可)
 TD-2135NWB、 TD-2135NWBSA、TD-4550DNWB

・RJシリーズ(モバイル/感熱ラベル/カスタムラベル対応可)
 RJ-2150、RJ-3150Ai、RJ-3230B、RJ-3250WB

3.発行の流れを理解しよう

Mアプリはプリンターに設定されたテンプレートファイルを利用し、ラベル発行を行います。

テンプレートファイルとは、ブラザー製ラベル作成ソフトウェア「P-touch Editor」で作成された、ラベルレイアウトファイルです。
機種や用紙サイズ、文字を印字する「テキストオブジェクト」やバーコードを印字する「バーコードオブジェクト」などが設定されています。
各オブジェクトには「オブジェクト名」が付きます。

テンプレートファイルはプリンターに複数設定できます。
テンプレートファイルをPCからプリンターに設定(転送)する際、識別するための「キー割り当て番号」を付加します。

Mアプリは発行の際に、キー割り当て番号と、オブジェクト名+内容を送信。
受信したプリンターは、指定されたキー割り当てのテンプレートファイルを使い、各オブジェクトにデータを挿入し発行します。

mapp_printer01.PNG

4.標準テンプレートの提供

当社は標準的なラベルレイアウト(用紙サイズやラベルデザイン)で印字できる「標準テンプレートファイル」を提供します。
「標準テンプレートファイル」をダウンロードし、プリンターに設定してご利用下さい。
(ダウンロード方法は「Mアプリ ラベル発行(2/5) プリンター側の設定」で紹介します)

なお、ブラザー製ラベル(消耗品)の用紙サイズはシリーズにより異なります。
当社が提供する標準テンプレートファイルの用紙サイズも各シリーズに合わせたものとなっています。

<標準テンプレートファイルの用紙サイズ>
QLシリーズ
 52mm x 29mm(ラベル型番:DK-1226)
RJ/TDシリーズ
 55mm x 40mm(ラベル型番:RD-Q07J1)

5.発行画面

Mアプリの発行画面は、複数のレイアウト(プリンターに設定されたテンプレート)のラベル発行が可能です。
複数設定すれば、発行画面で切り替えることができます。

発行画面の「画面項目」は2パターン(ロットなし/ロットあり)あります。
画面項目により、発行時の送信オブジェクトが決まります。
在庫スイートクラウド側に、キー割り当て(=プリンターに設定されたテンプレート)と、レイアウト名(発行画面の表示名称)、画面項目などを設定しておきます。
(在庫スイートクラウド側の設定は「Mアプリ ラベル発行(3/5) 在庫スイートクラウド側の設定」で紹介します)

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【ヒント!】
「画面項目:ロットあり」でも、「ロット1(L1)」と「ロット1(L2)」が使用項目=OFFの場合、それらは非表示となります。


> 「Mアプリ ラベル発行(2/5) プリンター側の設定」に進む